だれも知らないレオ・レオーニ展 (だれもしらないれお・れおーに てん)

レオーニのもつ
二つの世界を表現

『みんなのレオ・レオーニ展』として巡回していた展覧会を、板橋区立美術館の所蔵品を加えて再構成し、タイトルも新たに開催した展覧会。宣材物と関連書籍のデザインを担当しました。

メインビジュアルには、代表作『あおくんときいろちゃん』初版の白地と黒地の見返しを使用しています。ヨーロッパ/アメリカ、純粋美術/応用美術、スーツを着たアートディレクター/エプロンをした画家など、二つの世界の間で揺れ、動き悩みながら、さまざまな表現と向き合っていたレオーニの姿を表しています。

展覧会に合わせて刊行された板橋区立美術館副館長(現・館長)の松岡希代子さんと森泉文美さんの共著では、絵本作家として知られるレオーニがもっていた、絵本以外の肩書きについて詳しく解説されています。